標準の"中心点回転の記録"では、何回も記録を重ねていくうちに、ボーンとメッシュとの位置関係が正しくなってきてしまう場合があります。DS
Record Pivot Rotでは何度記録を重ねても、最初にボーンを有効にした状態におけるボーンとメッシュとの位置関係を保ち続けます。また記録を重ねていくうちに、最初にボーンをセットアップし有効にした状態へと戻すことが困難になってきます。その場合はDS
Reset Pivot Rotを使用すると、初期状態までリセットすることが可能です。以下に簡単な例をご紹介します。
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サンプルシーンをダウンロードし、レイアウトに読み込んでください。腕の中に二本のボーンがセットアップされており、どちらも既に中心点の回転を記録しています。 |
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ボーンForearmを選択し、さらに回転(30,-30,30)をかけます。 |
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その状態で再度、中心点の回転を記録すると、ボーンと腕が離れた状態になってしまいます。以降、何度記録しても、正常な状態には戻りません。 |
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標準の中心点の回転を記録ツールではなく、DS_RecordPivotRotを使用すると、腕とボーンは必ず正常な関係を保ちます。何度繰り返しても同様です。またDS_ResetPivotRotを使用すれば、ボーンセットアップ時の状態に戻すことが可能です。 |
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