番号:10338 ) 04/02/12/Thu 18:48 発言者:ぴんぴ [まあそれとはちょこっとちがうけれど] 中世にヨーロッパで流行し、人口のそれまでの3分の1にしたペストも当時原因がわからなくて、(北里柴三郎あたりまでわかんなかったんだからとっても遅いんですが)、当時の文献を読むことを最近ゼミでやってました。まあ参考までに面白かったので聞いてほしいので書くのですが。 グーテンベルク博物館にいったのもその関連なんですが(つまり、かなり初期に、印刷物として必須の受容があった一つとして、ペストに対する処方箋があった。 内容は、アラビアから伝わったギリシャの医療と、薬草とかを使う民間療法の組み合わせで、やれ、血を出してみたり、とか、井戸の水にユダヤ人が毒を混入した、とか、(それで虐殺も起きてる)見当はずれの療法が多いのです、まあそれは当然予想通りですが、 あたっているのもかなりあるんです、おもしろいことに。 「空気が腐る」、だから、発症した例が一つでもその村にあったら、即刻立ち去れ、山の上の風の多い新鮮は空気のあるところに行きなさい、とか、とにかく清潔にするように、ラベンダーなどの薬草をつかって殺菌しよう、とか、このふたつは、まあちょっと外れてるけど、効くことは効きますかね。 ねずみ、どぶに近づかない、とまでは無かったですけど、不潔なのが悪いとは医者は経験上知っていた。 中世末期はとくに、道徳的退廃の結果、こうなってしまっている、という考えも依然つよく、(これ現代でもいうひと多いし、あたってる部分もない、とは実はいいきれない気がする)とんちんかんな療法がありましたが、それと平行して、効果のあるものもあったのですよ。だから、全ヨーロッパは死滅しなかったんですねえ。 だからshinji さんのいうのも正論だなあ、と思うのですがね。(はあはあ) |